2007年08月23日

夕凪の街 桜の国

yuunagi.jpg

広島の原爆で被災した女性と、その姪にあたる女性それぞれの物語です。
日本で戦争があったことも原爆が投下されたことも、現代に生きる私には遠い昔のことのように感じられてしまうけど、第二次世界大戦終戦からまだ62年しかたっていません。沢山の尊い命が一瞬で消えてしまった事実を、けして忘れてはいけないという思いを今更ながら強く感じさせられた作品でした。
重い重いテーマの作品だけど、それぞれの時代に生きた主人公の女性像が活き活きと描かれていました。皆実(麻生久美子)の「原爆は落ちたんじゃない、落とされたんだ」という言葉が強く胸に突き刺さりました。

戦争映画は、これでもかこれでもかという位、目覆いたくなるような悲惨シーンばかりが続くものが多いけれど、この作品の中では(原爆投下13年後が舞台だったせいもあるだろうけど)そういうシーンよりも日常の風景や人々の生活を淡々と描かれていて、それが尚更深い感動を与えてくれた気がします。
もっと沢山の劇場での公開を望みますし、日本だけではなく世界中の人々に観てほしい作品だと思います。
posted by mio7334 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(7) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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